Requires a javascript capable browser.

ガイソー稲沢店

ブログ

シーリング材にも種類があります

2016.10.13
今回は前回の続きの、シーリング材についてお話します。

シーリングにも種類が2種類ある事をご存知でしょうか?

「1成分形(1液)」「2成分形(2液)」と大きく2種類に分類され、更にいろんな種類があります。

作業する場所や建物の規模によって適材適所のシーリング材を使用するのですが、

今回は、そのいくつかの種類と特徴をお話します。

 

まず1成分形(1液)とは、空気中で自然に硬化させるタイプです。

「湿気硬化型」「酸素硬化型」「乾燥硬化型」「非硬化型」の種類があります。

特徴としては、品質が良く安定した作業をする事ができ、主に戸建て住宅で使用されています。

皆さまのお家で工事の際に使用するのはこちらになりますね(^^)

exceed3-300x227

 

 

2成分形(2液)とは、硬化剤などを混ぜることで硬化させる「反応硬化型」です。

主にビルなど大型な建設物で使用されています。

 

d5120-44-980866-0

 

 

次にその中にもいくつかの種類があります。

・アクリル系

→新築時にALCパネルの目地に使われる事が多いです。耐久性に欠けるため、リフォーム時にはあまり使用しません。

・ウレタン系

→硬化後にゴム弾力性を持つのが特徴です。高い耐久性がある一方で、紫外線に弱く、ホコリを吸いつけてしまい汚れやすいという一面もあります。塗膜でかぶせる場合に使用するのに向いています。

・ポリウレタン系(ノンブリートタイプ)

→耐熱性、耐候性はウレタン系よりは劣りますが、塗装後の塗膜や目地周辺に対して非汚染性を発揮します。シリコン系とは逆の特性があります。

・シリコン系

→耐熱性、耐候性に優れており特にガラス類によく接着する特性があります。しかし、目地周辺を汚染するおとがあるため、汚染防止処理が必要な材料です。

・変成シリコン系

→シリコン系ほどではないですが、耐熱性・耐候性に優れており、目地周辺の非汚染性もあります。

また、柔軟性もありムーブメントの大きい金属類への使用も可能です。

・油性コーキング系

→塗膜を形成しますが、内部は非硬化です。

・ポリサルファイド系

→表面にゴミ、ホコリが付きにくい特徴があります。柔軟性はありません。

 

シーリング材にもこれだけの種類がある事に驚かれる方もいると思いますが、

良い面、悪い面を把握して適材適所で材料にあったシーリング材を選ぶ事が大切ですね(^^)

 

ガイソー稲沢店では、経験豊富なスタッフが多数在籍しております。

是非お気軽にご相談下さいね!

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 

 

 
住まいの外装リフォーム GAISO(ガイソー) トップ
ブログ
> シーリング材にも種類があります