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ガイソー稲沢店

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稲沢市で築20年の住友林業の戸建て住宅を外装リフォームしました。

2017.11.22
 こんにちは!ガイソー稲沢店の坂口です。
外仕事はとても冷えるようになったので、丈夫で暖かいアウターが欲しいなーと想いを馳せる今日この頃です。

さて、今日は稲沢市で竣工した外装リフォームの事例をレポートしたいと思います。

T様のお家は築20年ほど経ちますが、これまで一度も外装に関するお手入れをされてこなかったとの事でした。



建物は住友林業で建てられた注文住宅。
流石に有名メーカーの外装材だけあって充分な厚みがありましたので、大きな反りや、あばれは見られなかったものの、
シーリングが傷んでいたり、部分的にクラックや爆裂現象が見られました。





私は現地調査の際に常々お客様にお伝えするのですが、目地部分のシーリングも大切ですがもっと大切なのはサッシ周りのシーリングです。




現状では、今雨水が入っていてもおかしくないくらいの傷みが発見できました。
実際に壁内に雨水が入っていたとしても、なかなか気がつかないことが多いものです。
外装リフォームの際は目地だけでなく、サッシ周りのシーリングをお忘れなく。
特徴的だったのは、この幕板。



表面に貼ってある木目のシートが剥離しはじめていました。
地味な劣化に見えますが、これを放っておくと、幕板と表面のシートの間に雨水が回ってしまい、どんどんと剥がれていきます。
一旦そうなったら、シートの上からの塗装はできなくなってしまうので、シート全面を完全に剥離させて、下地処理を行う必要が出てきます。
これが、なかなかの手間を要することになるので、当然工事費用がかさんでしまうということになります。

3M社などから販売されているダイノックシートなど、この手のプリントが施されているシートはやり直しとなると施工費もうん十万となりますので、お手入れのタイミングは先手必勝です。注意したいところですね。
 
今回の改修では上部の剥離箇所のみを取り除いて厚めにシーリングを行うことで、劣化の進行を食い止めることにしました。
 
工事後はこんな感じ。


  雨樋の点検も行いました。
大きく破損したり、水漏れしていようであれば、要交換となるところですが、どうでしょう。
外から見るとあまりダメージを受けていないように見える雨樋もジョイント部分に傷みが出ていることがあります。



雨樋のジョイントの切れ目にサビが出て膨れ始めているのがわかります。
ここはシーリングで防水して補修することにしました。






今回の使用塗料はガイソーウォールフッ素4FⅡ。4フッ化フッ素の弱溶剤2液型塗料です。
数あるフッ素樹脂塗料のラインナップの中から最高ランクのものをご選択頂きました。
ツヤは3分に抑えての塗装です。
 
最近はご注文のお客様のほとんどが、艶を抑えた発色の塗料をご注文されますね。これもトレンドのひとつかと思います。
 
カラーシミュレータを使って配色のイメージをいろいろご検討されましたが、やはり建てた当時のお色に近いものが良いとのご要望で、
実際に新築当初に撮影されたお家のお写真を持ち込み頂き、最もそれに近いお色を直接お選びいただきました。
 
さて仕上がりは?

BEFORE



AFTER


グッとお色が鮮やかになって、当時の面影が蘇るようです。
お施主様にも仕上がりを喜んでいただけて、スタッフ一同ホッと胸を撫で下ろしております。
 
塗装以外にも、屋根のシルガート塗り替えや、フィックス窓のペアガラス交換、雪止め設置をご注文頂き、工期も1ヶ月以上となる工事でしたが、
お施主の気になるところは全て解消できた工事となりました。
 
一生のうちにお家に足場をかけることは、そう多くはございません。
これからも細部までスキのない外装リフォームをご提案させていただき、日本の住宅を守ってまいります!
 
それではまた次回!
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