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ガイソー稲沢店

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塗料の種類~フッ素系~

2016.12.02
樹脂の種類によって大きく4種類に分けられる外壁塗装用の塗料ですが、
今回は、フッ素系塗料の特徴を説明したいと思います。

フッ素樹脂塗料の特長としてまず挙げられるのが、耐候性が群を抜いて優れている、という点です。
独特のツヤと光沢で、見た目にも素晴らしい塗料であるうえ、
フッ素樹脂塗料は耐候性に優れることから、その美しい見た目が維持される期間が非常に長いのが大きなメリットです。
具体的に言えば、フッ素系塗料は日光に含まれる紫外線や風雨によって劣化しにくいということです。

また、外壁素地との密着性にも優れており、塗膜が適切に形成されていれば15~20年ほどは
塗り替えが必要がないケースがほとんどです。
ちなみに屋根の場合は8~15年ほどになります。

さらに、フライパンのフッ素樹脂加工と同じように、水・油と化学反応を起こしにくく、汚れが付きにくいという点でも優れています。

したがって、ほかの種類の塗料に比べて、メンテナンスの頻度が少なくて済むために
維持にかかるコストを抑えることができます。

ただし、フッ素系にも弱点はあります。

フッ素樹脂塗料は塗膜が硬く、ひび割れやすいという点が難点になります。
特に外壁塗装に関しては、数年でひび割れが目立ってくるという事例も珍しくありません。

しかし最近は、追従性の高いフッ素樹脂塗料も出てきましたので、そういったものを選ぶことをお勧めします。